好きと嫌いの間には

好きと嫌いの間には、
いつでも普通に無関心がいて
そこが一番心地よかったりする。

好きと嫌いの間では、
無関心でいられることの苦痛が伴って
どうにか自分の方に振り向かせようと
時に優しく、時に意地悪に装ったりする。

好きと嫌いの間には、
自分ではわからないのに、
第三者に、どう思っているのか当てられたりしてハッとすることがある。

好きと嫌いの間には、
始まりか終わりかによって
随分と違う感情が起こる。

始まりには期待と喜びが
終わりには諦めと平穏が

好きと嫌いの間に
いくつもの物語が宿っている。


好きと嫌いの間の間に包まれて


これ以上、どちらに偏ることもなく


穏やかな田舎道を散歩しているような
この乾いた秋の空気に似た心を愛おしく思い
何も背負わない身軽さを歓迎しよう。


好きと嫌いの間は
秋に似ているんだと思う。








風と光と空ともうひとりの自分

自然と自分との繋がりを感じた時。 光と空気が過去と合致した時。 今感じたことを発信します。 (それをポエムと言うのかな?笑) 他に、詩や百人一首からの引用。 心うたれた歌詞なども載せてみようかな。

0コメント

  • 1000 / 1000